ブロック間交流として参加させていただきました。
テーマは茶花で全オンラインでの開催。大切な存在なのに普段は先生にお任せしてしまい縁遠いこのテーマを学びたいと思い参加しました。
数日前に事務局からお菓子とお茶が届き、入れる花や花入れも準備しつつワクワクしながら当日を待ちました。
当日はご来賓の挨拶や総本部報告等の後、業躰の庄司先生から茶花についてのお話と実技、オンラインで各自が生けた花への指導を数人していただくのを拝聴しました。
講義では茶花の歴史、花入れや床との真行草の関係、そして茶花を入れる際のポイントなど、大変興味深いお話をしてくださいました。ポイントの中に“珍しい花を入れない”とありましたが、そういう花が入っていてもそれだけでごちそうなので、それはそれで良いということでした。人それぞれの感じ方があり、正解のないものだからこそ難しいし、面白いと思いました。まだまだ話し足りないといった風で先生のご経験と共に話してくださいました。
講演中に各自準備したお花を実際に入れてみる時間があり、先生がオンラインで指導してくださる場面もありました。参加者は100人余りいて時間も限られていた為、先生も全員分見るのは大変だったことと存じます。先生が実際に生け角度、長さ、葉などを調整されるのを聞けたのは分かりやすく、選ばれた方へのアドバイスはどれも参考になりました。
最後にグループワークがあり、事前に送っていただいたお菓子とお茶をいただきながら交流をしました。お菓子は東中国ブロックオリジナルのお干菓子で淡交会の意匠であるイチョウと、その実である銀杏の取り合わせでした。銀杏は殻を割った中に実が入っていて遊び心があり、全て美味しくいただきました。
東中国ブロックの皆様には準備から当日の進行までたくさんのご苦労があったことと思います。私共の東海ブロック浜松支部でも中止になった茶会などの行事が多くありますが、一方でオンラインのお菓子作り講座を行いzoomを活用して会員との交流をはかっております。これからも出来る事を模索しながら新しい時代の活動を続けていければ良いなと思っています。
この度は東中国ブロック青年部さんの素晴らしい研修会に参加させていただきまして、ありがとうございました。
浜松青年部