2021.09.19 Sunday
西中国ブロック研修会 〜 仲間とともに 新たな一歩 下関から 〜
他ブロック研修会へのオンライン参加は、今年三度目です。ブロック間交流として各地の研修会に何度も参加できるのはリモートだからこその利点だと思います。そして研修会テーマに掲げられているとおり、コロナ禍における新たな一歩だと感じます。この度も貴重なご講演やオンライン茶会など、たくさんの良い刺激をいただきました。有意義なひとときをありがとうございました。
◇ご講演
老松主人・公益財団法人 有斐斎弘道館理事・立命館大学国際関係学部教授・工学博士
太田達先生「 明日の茶会を想像する 〜これからの茶会の工夫や楽しみ方〜 」
「一席一菓」茶事において主菓子はお軸を表しテーマを再認識させるものであること、一期一会の和菓子は最強の茶道具であることなど、大変興味深いお話を伺い、お菓子に関する認識が新たになりました。また、これまでのお茶会のご紹介もとても印象的でした。大変楽しく新感覚の表現をされているように思われますが、決して前衛的ではないとおっしゃいます。茶書や歴史をもとにされた上でのご発想に、わくわくするとともに感銘を受けました。
◇オンライン茶会
オンライン参加者の目線をご配慮くださった収録で、路地を歩くところから実際にお客様として参加された先生方とご一緒させていただいているような感覚になり新鮮でした。萩焼の抽選会や萩焼が完成するまでの動画もご当地ならではのご企画で楽しかったです。
◇周防青年部表彰報告
結婚出産をした方もお子様連れで参加できる会議や行事の開催、学校茶道との交流など、青年部の状況に合った活動への工夫がとても素敵だと思いました。ぜひ参考にさせていただきたいです。
浜松青年部 石川恵利奈